こんばんにゃんこ🐱
tsucchan♫です😃
僕の主宰しているネットラジオ局、pfri.netは2020年夏前の緊急事態宣言発令時からZoomでのリモート収録に切り替えました。
今までは僕の自宅で行っていましたが、全国に外出自粛となれば仕方のないことです。
勿論勝手が違うので、自宅にあるSHUREのマイクとMAKIEのミキサーやアウトボードとはしばらくお休みしなければなりません。
僕自身、フリーランスで週の殆どはリモートなので、Zoomには慣れていたはずなのですが、思わなかったトラブルになったこともあり慎重でしたが、慣れればなんてことはないもので、定着してしまいましたねー
ここでは、心がけているリモート収録をpfri.net流にちょこっと解説したいと思います。
尚、WI-FI等の回線事情、各アクセスに用いる端末については挙げたらキリがないので省略します。
まずは、基本的なZoomの設定からです↓

ビデオの設定は、あくまでもネットラジオなのでちゃんと意思疎通出来る範囲での設定に各々任せていますので、表情が分かればいいレベルです。
オーディオの設定は、基本的にマイクを繋いでいればデバイスが選択されているはずなので、各々確認していたたきますが、オーディオプロフィールは、その人ごとの設定になると思います。
例えば通常のお部屋で物静かな環境では自動で十分ですが、そうでない場合は都度設定を変えるだけでクリアーになる場合があります。
実際にZoomからレコーディングした音声ファイルはm4a形式になりますので、それを必要に応じて加工します。
ノイズ処理
収録時は静かでも、耳に残るノイズはやはり入ってしまいます。ケースバイケースですが、一般的なDAWや波形編集ソフトに標準装備されているノイズリダクションやサプレッサーで問題ありませんが、声そのものに変化があってはダメなので、僕は以下のVSTを適材適所に使用しています。
WAVES WNS


普通のワンノブ方式ではなく、帯域にかかったノイズを軽減するものです。ノイズの種類にもよりますが、殆どはヒスノイズだったりするので、その部分目掛けて徐々に仕上げていきます。帯域に対して処理をしますので、いわゆる「音痩せ」はあまりないはずです。
頑固なものは、
RX10 Spectral De-noise

で処理します。こちらは、非常に強力なサプレッサーなのでほどほどにかけないと逆にこもってしまいます。プリセットを上手に使いながら必要に応じた処理を施します。
お部屋の環境によっては、響いてしまってることもあります。効率よく取り除くには↓
RX10 De-reverb
を使用します。

声と響きの加減をみながら、なるべく元の声がしょぼくならない程度まで引き上げます。救急車等の雑音気になる時はまれですが、セッテイングによってはSpectral De-noiseで消せることもあります。
ノイズ処理が終わったら、ミキシングに入ります。大体この手順です👍
時間がかかりますが、数回収録をしていれば、その人の特性だったりマイクの質だったりが把握出来るので、パーソナリティには、環境を変えないである程度一定のマイクだったりを使用してもらうようにしています。把握出来れば編集時間の短縮にもつながりますし、ある程度おかしい状況になった場合でも変化球で対応出来ます。
まずは、相手の環境も把握しておくことです。
僕自身、各メンバーに「このマイクを使え」とは言いません。アドバイスはしますが、なるべくその人が活用しているもので引き延ばせないかを考えるのも一考です。極論言ってしまえば、パーソナリティは自分の企画を形として実行するパターンなので、音質を気にする人はあまりいません。僕の心情ですが、ラジオ配信ということを理解していただくことでお互い良い音(収録環境)が出来てくると思います。
(持論ですんません!)
実際の編集に関しては、別記事にしたいと思っています。
今日はこんなところです😄
ではまた🌷
tsucchan♫でした🐱
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